2026 年版・画像 SEO ベストプラクティス:alt から構造化データまで

Google 画像検索の流入は多くのチームが思うより大きく、画像 SEO を整えると通常検索の順位もページ速度とトピカル関連性経由で上がります。本記事は 2026 年の完全チェックリスト:ファイル名、alt、周辺コンテキスト、パフォーマンス、構造化データ、画像サイトマップ、そして AI が画像を直接読み取る時代に何が変わったかを整理します。

1. 説明的なファイル名

Google はファイル名をランキング信号として読みます。DSC_4392.jpg は何も伝えません。red-running-shoes-side-view.jpg はすべて伝えます。ルール:

2. 本物の alt を書く

alt はスクリーンリーダー対応と Google 画像のランキング信号という 2 つの役目があります。最大の失敗はキーワード列にしてしまうこと。

80〜125 文字が目安。画像の中身と文脈での意義を書く。キーワードは自然に入るならで OK。

3. 周辺テキストも重要

Google は <img> 周りの文章——キャプション、直前直後の段落、上部の <h2>——を理解の手がかりにします。関連コピーの近くに配置しましょう。CSS 解説の途中に夕景写真を入れても価値はありません。

4. width / height を必ず指定

必ず widthheight を設定。CLS のレイアウトずれ を防ぎ、Google のレンダリング時の領域確保にも役立ちます。Core Web Vitals 通過は間接的なランキング要因です。

5. 現代フォーマット + フォールバック

JPG/PNG を WebP や AVIF に置き換えるとサイズが 25〜50% 縮み、LCP 改善 → 順位上昇に繋がります。古いクライアントには必ずフォールバックを:

<picture>
  <source srcset="/photo.avif" type="image/avif">
  <source srcset="/photo.webp" type="image/webp">
  <img src="/24picture/photo.jpg" alt="..." width="1600" height="900">
</picture>

6. 容赦なく圧縮する

最速の SEO 改善は圧縮。公開前に必ず ブラウザ圧縮ツール を通しましょう。JPG/WebP の品質 80 は肉眼で区別できず、容量を半分以上節約できます。

7. ファーストビュー外は遅延読み込み

初期画面外のすべての画像に loading="lazy"。Google はこの属性を尊重し、正しくクロールします。decoding="async" も併用してメインスレッドを軽く。

LCP 画像には絶対付けない。ユーザー体験にもランキング信号にも逆効果。

8. srcset でレスポンシブ

デスクトップに 4K、スマホに 640px。srcset + sizes は画像の多いページの「必須」。リサイズツール で 640 / 1280 / 1920 の 3 段階を作りましょう。

9. 構造化データを追加

商品ページ、レシピ、画像中心の記事には schema.org マークアップを入れて、リッチリザルトに乗せます:

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "Product",
  "name": "赤いランニングシューズ",
  "image": ["https://example.com/shoes-front.jpg",
            "https://example.com/shoes-side.jpg"]
}
</script>

主な対象タイプ:ProductArticleRecipeVideoObjectPersonLogo

10. 画像サイトマップを送信

XML サイトマップに画像エントリを加えて発見を早めます:

<url>
  <loc>https://example.com/products/shoes</loc>
  <image:image>
    <image:loc>https://example.com/img/shoes.webp</image:loc>
    <image:caption>森のトレイルを走る赤いランニングシューズ</image:caption>
  </image:image>
</url>

画像が多いサイト(EC、写真、レシピ)では特に有効。

11. OG / Twitter Card 画像を設定

すべてのページに og:imagetwitter:image を。SNS プレビューと Google Discover の見え方を支配します。推奨は 1200×630、JPG/PNG/WebP で 1MB 以下。

12. AI / マルチモーダル検索への最適化

2026 年、検索エンジンは alt だけでなく画像そのものを読みます。Google Gemini や Microsoft Copilot などのモデルがピクセルから直接概念を抽出します。実務的な意味:

13. 自社ドメインで配信

第三者 CDN にホットリンクすると評価が分散します。可能な限り自社ドメイン(または自社制御の CDN)で配信。SEO 効果が集約され、キャッシュも効きます。

14. キャプションから内部リンク

キャプションは本文より読まれます。関連の深い内部記事に自然な動線を貼りましょう(キーワード詰め込みは NG、「この画像が気に入ったらこちらの記事へ」のように)。

15. Search Console で計測

Google Search Console には「画像」フィルタがあります。どの画像で流入があるか、どんなクエリで上位表示されるかを把握し、投資先を決めます。

1 ページ監査チェックリスト

Pro Tip:画像 SEO は積み上げで効きます。命名・圧縮・alt が整った数枚の写真は、整っていないストック数十枚を高速ページで毎回上回ります。

役立つツール

まとめ

2026 年の画像 SEO は「パフォーマンス + 説明的メタデータ + 整然とした技術構成」です。一つひとつは派手ではありませんが、合わせて運用すれば順位、画像検索流入、UX を着実に押し上げます。今日、上位 10 ページにこのチェックリストを当ててみてください——どのページにも改善余地が見つかるはずです。